大恋愛と失恋と管理栄養士受験 - 管理栄養士の知恵袋

恋愛と管理栄養士受験、これは2016年の私の大きなテーマでした。

以前勤めていた会社を辞めて沖縄へ移住しようと決めた2016年の夏、恋愛からずいぶん離れていた私に、思いがけず恋人ができたのです。

最初は相手の方から告白されてお付き合いを始めましたが、いつの頃からか私の方が好きになっていました。
当初から中距離恋愛で会いたい時にすぐ会える距離ではなかったけど、さらに超遠方の沖縄に移住する準備が進むにつれ、少なからず引っ越しを決めた事を後悔していました。

せっかく両想いの恋人がいるのに、なんでわざわざ遠くに離れなきゃいけないのかって。
でも、目的と意志を持って引っ越しを決めた後に恋人ができたわけだから、移住を中止する選択はできませんでした。
仕事まで辞めて沖縄に移住しようと自分で決めたんだから、遠距離恋愛になる辛さは承知の上で移住を決行しました。
思っていた通り会いたさは募るし、けどすぐ会える距離ではなく、LINEやSNSで時間が許す限り連絡をとってました。
思えばあんなにも連絡取り合ってた恋人もいませんでした。
それくらい、物理的な距離があったっていうことでしょう。

詳細については後日書きますが、恋愛関係で予想外にい色々な問題が起きて、結果的に別れることになり、味わったことのないほど苦しい思いをしました。けれど、失恋したからといって歩みを止めることはできません。

失恋直後から、長年取得したくて仕方がなかった管理栄養士の国家試験の勉強に、本格的に打ち込み始めました。

沖縄デイズ、特に2016年は、今までの私の人生の中で、1番濃い時間を過ごしました。

地元に帰ってからは、沖縄のゆっくりと流れていた時間が嘘のように目まぐるしい毎日を過ごしています。まだ2ヶ月程しか経っていないのに、今では沖縄で過ごした時間が夢だったんじゃないかと思うことすらあります。

過去は忘却されていくものだけど、あの苦しい日々があったから今があるし、それを忘れずどこかに留めておきたいと思っていました。

物件選びに手間取って、1ヶ月は実家で過ごしましたが、ようやく新居に越して片付けも終わり、落ち着いて1人の時間を持てるようになったこのタイミングで、いろんなことを振り返る意味でも思いつくままに何か、書いてみようと思います。

最初に書きましたが、始まりは大恋愛でとても幸せな時間を過ごしたけどそれはとても短く、あっという間に失恋しました。恋愛期間中はとても長く感じていた気もするけど。

出会う前に仕事を辞めて沖縄に移住することを決めていたので、この恋愛の大部分は遠距離恋愛でした。恋愛のとても甘い部分ととてもキツく辛い部分を沖縄という解放された土地で感じていました。

失恋をしてその後から、管理栄養士の国家試験受験に向けて本格的に勉強を始めましたが、実際は失恋して間もない頃は勉強なんて手につくわけもなく、ただただ胸の痛みと流れる涙に支配されていました。

そんな状態の私が勉強に集中できるようになったのは、紛れもなく親友のおかげです。親友がいなければ勉強どころか、日々の生活さえまともに送れていたかわからない、そうでなければ、暗闇の中で1人泣き暮らしていたと思います。

毎日、朝も昼も夜も、ずっと励まし続けてくれた親友に感謝しながら、絶対国家試験に合格するんだ！という想いで、猛勉強してました。自分が目指していたことだし、応援してくれている親友にも喜んでもらいたいとの一心でした。

そして無事に独学で管理栄養士試験に合格できました。

ざっくりと書きましたが、こういう出来事を通して、人には縁や時があるということに気付けました。

この私の経験が、これからの誰かの未来に役にたってくれたら嬉しいです。