管理栄養士の知恵袋

ジャンルにこだわらず思うままに書いていきたいと思います

特養の管理栄養士の存在とは?

前回の記事から半年も経ってしまいました。

いつの間にか夏の灼熱の日々から、私が苦手な寒い季節に移り変わっている日々。

管理栄養士の国家試験まで一ヶ月を切りましたね。受験される方は体調管理万全で試験に臨んでくださいね。

 

前回の記事で書いていたグループホームも無事オープンし約半年。グループホームに関しては管理栄養士として介入することはあまりなく、毎日ではないけどラウンドに回り入所されている方に食事の聞き取りや談笑をしています。治療食の方の管理や食形態の変更等は私も関わっていますが、栄養ケア計画書や栄養経過記録等も必要がないので実質的には食事やおやつレクの補助をし、あと食事箋の管理をしているくらいです。

グループホームはできるだけ在宅に近い状態で介護をする場所なので、特養とは違った雰囲気や一日の流れがあります。

 

特養は栄養マネジメントが必要なので、日々雑務をこなしながらの栄養士業務となりあっという間に一日が終わっている毎日です。

特養に加えショートステイもある施設なので、雑務で一日が潰れてしまうこともしばしば。。。

以前記事にも書きましたが、摂食・嚥下がとても重要になってきます。管理栄養士は栄養マネジメントと給食管理以外はできないと思われがちです。実際私が摂食・嚥下について少なからず知識があるにしても、管理栄養士は嚥下のこととかしっかり勉強してるわけではないし、介護職がきっちりしていけばいいという考え方の方もいます。確かに知識は追いついていないかもしれないので、そう思われているのならその思考を覆していこうと逆にやる気をもらいました。

毎日勉強になることばかりでもっと勉強して知識をつけていかないと、いつまでも管理栄養士の立場は弱いままなんだと思います。

本来の栄養士業務をしっかり理解して進めていくのはもちろんですが、それにプラスαで知識をつけていかないといけないと日々考えさせられます。

 

臨床も知識として常に更新していかないとおいていかれます。薬の知識も然りです。すごく深く勉強する必要はないけど最低限の知識は身につけておかないと話が理解できないことがでてくるし、栄養マネジメントもできないと思います。もちろん、信頼も得難い。物にお金をかけるんじゃなく、知識にお金をかけていかないといけない。本当にそう思います。