遠距離恋愛(1)
何度か記事に書いてますが、沖縄に引っ越す直前に思いがけず恋人ができました。
きっかけは『Twitter』です。
ある映画を一人で観に行ったんですが想像以上に素晴らしい映画だったので、もともと作っていたTwitterアカウント(呟くことはほとんどなかったアカウントです)でその映画について呟いたり、その映画の感想を呟いてるアカウントをフォローしたりしてました。
次第にフォローしている方々とリプし合う仲になり、映画以外の話もするようになっていきました。そんな中で知り合った中の一人が元恋人でした。
しばらくは他愛のない話のやりとりばかりでしたが、そのやりとりを見ていたフォロワーさんの一人が元恋人に私にアタックすように焚きつけるようなリプを送りました。
元恋人は最初は冗談でそういうやりとりをしてきてましたし、私も冗談で拒否するやりとりをしてました。
お互いに冗談で楽しんでいたんですが、ある日なんのきっかけだったか忘れましたが、DMで告白っぽいことを送ってきました。
想いを受けとることはできないけどその気持ちは嬉しかったです。でも、お付き合いはできないとはっきりお断りしたんですね。そしたら、『友達としてこれも付き合ってほしい』と言ってくれたので、今まで通りの他愛無いやりとりを楽しんでました。
DMもそれ以来、結構頻繁に送ってきてくれてました。しばらくしたら、本当に毎日のように何か言葉を送ってきてくれてました。
私の仕事がハードだったため、私の体を気遣う言葉だったり、冗談か本気なのか会いたいと送ってきたり・・・。
その時に元恋人は写メを送ってきたんです。私は送ってないですが。
それでも、実際に会うことは私がためらってました。
言葉のやりとりだけで実際に会うことなんて考えてもなかったので。
でも、私はもう少ししたら沖縄に引っ越しするし、その前に一度会ってみようという気持ちになりました。
恋人でも何でもなく、友達だし何も身構えることもないだろうと思ったんですね。
今思えば、自分自身でこのように考えてたってことは、少なからず『会いたい』とか『気になる存在』であったことは間違いない気がします。
そして実際に会うことになりますが、その時は私たちを繋いでくれた映画を一緒に観ることになりました。
待ち合わせ場所はお互いに初めて行く映画館でした。
私が先に着いて外で待ってましたがギリギリに到着すると連絡があり、私一人先に映画館の中に入って座って待っていました。
私は相手の顔を知ってるけど相手は私の顔を知らないので、服装と座席だけは伝えておきました。
私の服装と座席を頼りに元恋人が声をかけてくれました。
初めてのご対面です。
どっちも緊張していて、何を話したか記憶がない(笑)
ただ、元恋人が香水をつけていて、その香りは今まで嗅いだことのない匂いで、この香りがこの人の匂いなんだなーって考えてたな(笑)
今となってはその香りに出会うことないので、珍しい香りで良かったと心から思ってます。
もしその香りに出会ってしまったら、一瞬でその時に引き戻されてしまうから。
話は戻りますが、映画が始まるまでそんなに時間もなかったので、そんなに会話をすることもなく映画が始まりました。
映画を観ながらも、隣の元恋人の香りが気になって仕方なかった記憶が(笑)
映画が終わり二人ともお腹が空いてたし、時間もあるしどこかに行こうと話が決まり、元恋人の車で出発です。
車に乗り込むまでの道中、照れてなかなか顔を見て話してくれない様子が何だか面白かったな。
ご飯の前に水族館に行ったんだったかな?そのあと、近くの海で少し歩いてからご飯を食べに行ったような。
いろんなことをたくさん話しました。
そして陽が沈みだした頃、時間大丈夫なら夜景を見に行こうということになりました。
でもね、夜景がとても綺麗に見える場所を探しているうちに雨が降り出し、それがどんどん酷くなるし雷は鳴り出すし山道で酔うしで最悪でした。
でも、その中で私はきっとこの人のことが好きなんだと自覚しました。
でも、その場では正直に私の気持ちを話せませんでした。
そして、『前は気持ちに応えられないと言って友達付き合いをしてもらっているけど、あなたの今の気持ちは?』と聞いたところ、『○○ちゃんに前に一度振られているし、そういう話題はダメだと思ってた。でも、こうやって今話をしてくれて嬉しい。きちんと考えていてくれたことが嬉しい』と言ってくれました。
この日は結局、私自身の気持ちは最後までいい出せませんでした。
家まで送ってもらいお礼を言おうとしたところ、車の後ろから花束を出してきて、『お仕事お疲れ様でした!』ってサプライズ!
嬉しいやら恥ずかしいやらで、相手の頭を撫でました(笑)
家で一人今日のことを思い返し、やっぱり私は元恋人のことが好きなんだと再確認しました。
そして、翌日に私の正直な気持ちをLINEで送りました。
返事は、『嬉しいです、これからよろしくお願いします』だったと思います。
この日から正式にお付き合いが始まったわけですが、その後少しして相手から衝撃の告白をされます。
長くなったので、また続きを書きます。